Sophiaの韓国よもやま話

ライフワークとしての語学と旅行について書いてみます

韓国映画【ハナ 〜奇跡の46日間〜】を見て思い出したこと

☆アンニョンハセヨ☆ Sophiaです🌈

 

久しぶりに映画を見て思うところがあったので書いておきたいと思います。

 

もともとSophiaは海外ドラマ好きで、もちろん日本のドラマも好きで、ドラマというジャンルそのものが好きです。

映画は時間的制約が大きく、ドラマのほうが、登場人物のディテールをしっかり描けるし、視聴する時間が長くなればなるほど(通常、次の回まで、一週間空くことになるので)時間の経過とともに登場人物への愛着が深まっていくと感じるからです。自分の世界とはまた別の世界の登場人物と同じ時間を過ごしてきたかのような感覚で。

もともとは映画少女でもあったSophiaですが、

韓国ドラマを見るようになってからすっかり、映画はおろか、アメリカのドラマや日本のドラマからもすっかり遠ざかっています。

韓国ドラマは1話も長い上に、全体の話数も多く、日々の時間は有限であるがゆえ見るのに追われ気味になるものですから…

 

さて、先日長々とお伝えした、寝ても覚めても勝手にイジョンソクマラソンのおかげで、遠ざかっていた映画の世界に少し戻ることができ、心動く体験ができました。

 

sophiasakiko.hatenablog.com

 

 

韓国映画【ハナ 〜奇跡の46日間〜】という映画、少し古くなりますが、2012年の作品です。原題は【KOREA】、1991年の世界卓球選手権で韓国と北朝鮮の統一チームが結成された時の実話をもとにしたお話です。

 

話の大筋とはそれたところの北朝鮮の選手であるイジョンソクと韓国の選手チェユニョンの恋模様を見たくて見始めたも同然でしたが、見終わったら映画を見た満足感が大きくて自分でも驚いたほどでした。

 

かなり長い間、ドラマ派でしたが、あらためて映画というものの意義を感じました。

約2時間の中で、必要最低限のセリフや情景で見る人を映画の世界へ引き込むこと。すごい技術だし、やはり映画は芸術なのですね。

この映画は実話をもとにしているわけで、(観客に迎合して)大幅に話を飛躍させることが出来ない中、これ以上ないくらい後味の良い、余韻の残る映画でした。

 

ドラマは好きだけれど、今までたくさんのドラマを見る中で、やはりその冗長さに自分でも気がつかないレベルで疲れていたり、共感しながら応援してきた登場人物たちの結末になんとなく納得できずにストレスを感じたりしてたのかもしれないとあらためて感じました。

ドラマだと、いったん見始めると、どうもはまれなくても、せっかく見てきたからと途中でやめることができないことが多々あります。最後まで頑張って見たのに結末に納得できずに、余計辛くなったり…

もちろん万人が満足ができる結末など存在しないのは承知しております。

もしくは、激しく共感し、共存してきた(と錯覚している)登場人物たちと別れるのが辛く、物語が終わること自体が受け入れられなかったり。

これらはやはり、長い時間を共にしてきたから芽生える感情でしょう。

 

その点、映画は約2時間で結末が分かりますから、その結末が自分にとってパーフェクトと感じることができたら最高ですよね。

もし、結末に満足できなくても、過ごした時間が2時間なので、後悔も少ない。

気分を変えるためにまた別の映画を見たりとかも可能。

 

映画から遠ざかっていたSophiaですが、今回【ハナ 〜奇跡の46日間〜】を見て、あらためて映画の良さを感じ、またちょこちょこと映画に復帰し始めることができました。

 

忙しいドラマ生活の間を見て、心震える映画に出会うことができたらと願います。

 

Thank you for your reading🍀

감사합니다🌸